最近、自分に自信がない。
仕事で大きなミスをおかしたとか、上司との関係がぎすぎすしているわけではなく、むしろその原因は私生活にあった。
つまりは、夜の生活に自信がなくなってしまったということだ。
それは、思いがけず私の男性としてプライドをひどく傷つけた。
異変に気づいたのは、今年はじめの出来事だった。
いつものように、妻を自分のベッドに誘い、さっそくセックスをはじめようとしたとき、どうしても勃起が起こらなかったのだ。
挿入に足らない弱弱しい勃起に、困惑する自分を、さらに困惑した顔で見つめる妻に、激しい羞恥を感じた。
それからは、完全なトラウマとなったその出来事が頭をよぎり、セックスが恐ろしくなった。
妻を誘うことも出来ず、かといって誰に悩みを打ち明けることも出来ず、ただ悶々とした日々を送った。
妻は、あれ以来何も言わない。
時々見せる気遣うような視線が、逆に情けなく、つらかった。
そんなある日、何気なく開いた雑誌の中高年のセックスのQ&A特集で、同じ悩みを持つ者が多くいることを知った。
勃起が弱くてセックスが出来なかったり、勃起の持続時間が足りずに、挿入までいたらなかったり、不用意なパートナーの一言がトラウマとなりセックスが出来なくなったり。
みんなが助けを求め、そして苦しんでいた。
幸い、私と妻との関係は壊れておらず、できることならセックスしたい気持ちはある。
勃起がたりないときは、バイアグラを処方してもらう方法があるらしい。
私の住む大宮でバイアグラは購入可能らしい。
私は、さっそく行動をおこした。
バイアグラを大宮で購入した。